サンフランシスコにあるティールームシアター。ゲイハッテン場映画館、本番射精記録。


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コックリング
久しぶりにピカイチ君からメールがきた。
僕らは相変わらずメールアドレスしか知らない。
いつ途切れるかも知れない心細い線でかろうじて繋がっている。
受信トレイに現れる彼からのメールがどんなに僕の心をわしづかみにしているか、
いつものように余計なことは一切ない日時のみが書かれている一行だけのメールに
僕はいつもながら狂喜乱舞する。
ピカイチ君からのメールに僕は、
まるで初めての恋愛のようにワクワク、そしてドキドキする。

部屋に入るなり、いつもならすぐに二人とも服を脱ぐのだが、きょうは違った。
彼はポケットから黒い輪っかを2個取り出し、一つを僕によこした。
硬くて弾力のあるその輪っかがコックリングなのはすぐに分かった。
僕がそれを手にとって見ているとピカイチ君はおもむろに立ち上がり、
ズボンのチャックを下ろすとまだ柔らかいペニスを引き出してその根元にリングを装着した。
着衣したまま性器だけ出している姿はティールームシアターを思い出させる。
裸のときとは違うエロさに僕は思わず興奮した。
僕の完全に勃起したそれに輪っかをはめるのには少し手こずったが、
どうにか根元に着けることができた。着けてすぐにわかった。
ペニス全体の感覚が変わったことに。
いつもより一回り太くなっているような感じが更に興奮を呼び、
僕は自分も巨根の持ち主になったような気になった。

ピカイチ君のはもともと僕のより大きいのだけれども、
いつもよりも増してテカテカに張った亀頭の艶に僕は我慢が出来なくてむしゃぶりついた。
なんて硬いペニスなんだろう。深々と咥えると根元にあるリングに僕の唇が触れる。
硬質ゴムのその弾力も心地よかった。
彼の睾丸をいじりながら咥えていると彼の尿道口から大粒の先走りが流れ出た。
今度は僕が思いっきりフェラチオされた。
いつもと感覚が違う僕のペニスもこれ以上ないほど硬く勃起している。
適度に根元を絞められているお陰で今までに味わったことのない快感が僕を襲った。
快感の一言で表せるようなものではなく、
射精し続けているかのような感覚がずーっと続いた。
それ程の快感でありながら決して射精はしないから絶頂感が持続できるという凄いものだった。

シックスナインの体勢のときには僕は気が狂うかと思うほど興奮した。
僕も彼も射精をしない代わりに粘液の量がハンパじゃなかった。
僕はピカイチ君の口の中でダラダラと流れ出るのが分かったし、
彼の太いペニスから出てくる透明な液は止まることがなかった。

やがて彼の巧みな攻めで僕がイカされそうになったとき、
彼は同時に果てることを提案してきた。
僕らはお互いのを口にいれたまま寸分狂わず、同じタイミングで射精した。
あまりの絶頂にしばらく動けなかった。
僕が出した瞬間に彼も出してくれたことに僕はしびれた。
こんなことはめったにあることではない。
僕はきょうのことは一生忘れないと思う。とにかく彼は優しかった。
初めて互いの名前を明かした日だった。