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再会
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ティールームシアターに頻繁に通っていると、 常連とおぼしき面々とよく顔を合わせることになる。 その中に幸か不幸か僕の初恋の相手によく似たピカイチ君がいる。 そいつと出くわしてしまうと僕は急に怖気づいてしまい、そいつの目を意識してしまう。 他の誰ともなんにもできなくなるし、エロ映画さえ見るのが恥ずかしくなってしまう 強烈なドキドキが始まって、とても純情な自分が現れる。 彼を目で追い、つい後を追ってしまうから僕のことは完全にバレバレだ。 にもかかわらず彼は僕にかまわず適当な相手とハッテンするから 僕は彼の大事な部分や果てるところを幾度か目撃している。 小柄な体ながら厚みのある胸、太い首や腕、太もも、 何もかもが僕の忘れられない人にそっくりなのだ。 ヨガっているときの顔も最高にいい。 僕はもう彼が誰と何をしようとも許せる。それほど彼を見ているのが好きだった。
僕は彼が土曜の深夜、ここにやってくることを知っている。 その日もメインスクリーンの奥の部屋に向かった彼の後を追った。 遅い時間だったから僕と彼以外に人がいなかった。 そのときだった。なんと彼はズボンの前を開け、半起ちのペニスを出して僕に見せた。 僕は心臓が飛び出すかと思うほど興奮した。 頭が真っ白になり、どうしていいか分からなくなった。 でもこのチャンスを逃したくなかったし、これは彼の好意だと思えた。
彼の体格と一緒で真っすぐに伸びた太めの性器。僕は深々とそれを口に入れた。 うれしかった。そして何よりも気持ちよかった。 鼻にこすれる陰毛、喉の奥に当たる大きな亀頭は僕の心をガンガンに突いた。 彼が僕の頭を持ち、僕が両手で彼の剥きだしのお尻を押さえたフェラチオは 抜群の相性だと思った。僕は一生このままでもいいとさえ思った。 僕はもっともっと彼を気持ちよくさせたかった。 だんだん彼の動きが激しくなり、僕の口は完璧に彼を受け止め、 唇が彼の根元をくわえこんだ。 亀頭が僕の喉の一番奥に入ったとき、彼の絶頂の声が聞こえた。 喉の奥深くに注がれたそれを僕は一気に飲み込んだ。
濃厚な余韻の中で僕はおぼろげに考えた。 ハッテン場という異常な空間で芽生える恋愛を外に持ち出すのはどうかと思うけど、 僕はそれに挑戦してもいいと思った。
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