サンフランシスコにあるティールームシアター。ゲイハッテン場映画館、本番射精記録。


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Orgy
いくらハッテン場になっているとはいえ、ここが映画館であることには違いない。
勢いがつくと人という生き物は自分ではおろか誰にも止められない状況に簡単に陥る。
欲にまかせて我を忘れるとはこういうことなのか、
既存の映画やエロビデオが全く太刀打ちできないような光景を
目の当たりにすることが珍しくないここで、
僕がこれまで最も刺激的な場面に出くわしたのは平日の午前中だった。

ティールームシアターは朝の9時から夜中の3時まで開いている。
僕は午前中のハッテン場にそれほど人がいるとも思えなったが、
どんなものか興味には勝てなかった。しかし僕の想像はすぐに崩れ去った。
昼飯時あたりからどんどん人がやって来て、意外にも混み始めたのである。
僕はランチタイムにハッテン場に寄るサンフランシスコの男達の
性欲をまざまざと見せつけられた思いがした。

劇場の一番奥にあるヤリ部屋に最初は僕ともうひとりの客しかいなかった。
僕とその男は特に接点を持たないまま部屋に設置されたビデオを見ていた。
違う客がひとり加わって間もなく男達がハッテンし始めた。
最初からいた男がシャツとズボンを脱いでからは、
もうひとりもたちまち裸になり、おっぱじめた。
激しいキスを交わしながらお互いのケツをつかみ抱擁している。
後から来た方の男が僕を誘い入れるようなジェスチャーをしたが、
僕は彼らに加わる気にはなれなかった。しばらくして別の客が部屋に入って来た。
彼は男達の行為を見て躊躇することなくそれに加わった。
その男もすぐに衣服を脱いでしまい、僕の目の前で3人の男が展開し始めた。
そのうち次から次と新しい客が加わり、仕舞には全部で何人いるのか分からないぐらいに
狭い部屋は興奮した男達で一杯になった。
10人近い男が真っ裸で絡んでいる光景は混んだサウナを思わせた。
全員が密着している異様なその図の中で、唯一僕だけが部外者で着衣していることに気が引けた。
しかし幸か不幸か出口から一番遠いところにいた僕は部屋から出るに出れなくなり、
その一部始終を見届けるはめになった。

色の白い人、毛深い人、太った人、小柄な人、僕は人間の標本を見るように傍観した。
裸の男達はそれぞれの体勢でお互いの体をむさぼっている。
フェラチオしている男、尻の割れ目を舐められている男、ア
ナルに突き刺して腰を振っている男はまた別の男と舌を絡ませキスをしている。
僕はぐちゃぐちゃに乱れ交わっている裸の人間をこれほど一度に目にするのは初めてだった。
目の前で繰り広げられているこの世の物とは思えない光景を観察することに僕は我を忘れた。
湿度の高い空気が充満した部屋の中で最初の射精者が出た。
彼は自分の服を持ってさっさと部屋を出て行った。
続いて果てた男がまた退室し、イッた順にひとりづつ部屋から消えていく。

永遠に続くように思えた男達による乱交はようやく終演を迎えた。
床一面に残された大量の精液と共に最後まで残っていたのは、
最初からこの部屋にいた最も好色な自分だった。